行政書士試験の勉強、お疲れ様です。仕事や育児をしながらの勉強は、想像以上に大変ですよね。まとまった時間が取れず、「このままで間に合うのか」と不安になることも多いと思います。
私自身も、いわゆる「勉強時間がたっぷり取れる環境」ではありませんでした。肢別問題集を20周回したり、1年で1000時間勉強できる環境ではなく、最初の1周に1ヶ月以上かかり、焦りや不安を感じる日々。
そして直前期である夏休みも、低学年の子供を遊びに連れ出していました。
そんな日々を過ごして、私は1年目も2年目も、勉強時間はそれぞれ約400時間ほどで180点のギリギリ合格。
1年目は思うように結果が出ませんでした。
振り返ると、
- 全科目を均等にやろうとしていた
- 迷ったらインプットに戻ってしまっていた
という状態で、時間の使い方がかなり非効率だったと感じています。
そこで2年目は考え方を大きく変えました。
「全部を完璧にやる」のではなく、「どうやって180点を取るか」に全集中する。
そして、科目ごとに勉強法を変える“戦略型の勉強”に切り替えました。その結果、同じ約400時間でも合格点に届くことができました。
この記事では、そんな「時間が足りない」という前提の中で、私が実際に行った勉強法と戦略を具体的にご紹介します。
1. 時間がない人の行政書士勉強法|まずは完璧主義をやめる
時間が限られている場合、全科目を完璧に仕上げるのは現実的ではありません。
それよりも大切なのは
- どこで点を取るか
- どこは最低限にするか
を見極めることです。
私も1年目は「全部ちゃんとやらないと」と思っていましたが、それでは時間が足りず、途中で手が止まってしまいました。
そこで
「180点をどう取るか」から逆算する
という考え方に切り替えたことで、やるべきことが明確になりました。
2. 科目別に勉強法を変える|独学でも受かる戦略
時間がない人ほど、科目ごとに戦略を変えることが重要です。
私が実践したのは以下のような配分です。
■ 行政法(最優先)
肢別問題集を中心に、繰り返し回して得点源にしました。
出題数・配点ともに高いため、ここを安定させることが合格の鍵になります。
■ 民法
早い段階で五肢択一(過去問)に移行しました。
一問一答だけでは論点のつながりが見えにくいため、問題全体で考える力をつけることを意識しました。
■ 憲法
判例理解と直前期の集中対策で対応しました。
時間が限られている場合は、優先順位を下げても対応可能な科目です。
■ 商法・会社法
8〜9月頃から対策を開始し、1〜3問を確実に取ることを目標にしました。
対策した分だけ点が取れる分野なので、完全に捨てるのはもったいないです。
■ 基礎知識
直前期に集中的に対策しました。
3. 苦手分野の攻略|伸び悩みをどう乗り越えるか
勉強を進めていくと、必ず伸び悩むタイミングがあります。
私の場合は
- 行政法総論
- 地方自治法
でつまずきました。
これらは範囲が広く、流れで理解しづらいため、何度も繰り返し触れることで少しずつ定着させていきました。
また、5周ほど回したタイミングで、自分の苦手な論点がはっきりしてきたため、そこで初めてテキストに戻って整理しました。
最初から完璧に理解しようとしないことも重要です。
4. 教材の使い分け|肢別だけに頼らない
時間がない場合、1つの教材にこだわりすぎると効率が落ちることがあります。
私の使い分けは以下の通りです。
■ 民法
五肢択一の問題集を中心に使用
→ 論点のつながりを理解するため
■ 憲法
判例学習+スキマ時間の暗記
■ 商法・会社法
アプリやテキストを併用
科目ごとに「伸びやすい方法」を選ぶことが大切です。
5. スキマ時間の使い方|時間がない人の最大の武器
まとまった時間が取れない分、スキマ時間は最大限活用しました。
例えば
- 問題集を分冊して持ち歩く
- 公園や移動時間で問題を解く
- お風呂や家事中に音声を聞く
- 習い事への付き添い中でも勉強
- (最終的に)食事中も勉強
などです。
1回あたりは短い時間でも、積み重なると大きな差になります。
行政法や憲法は、肢別ならサクサク解けるので、外でも解きまくっていました。
6. 伸びたと感じたタイミング
2年目は問題集を5周ほど回したあたりから
- 見たことがある問題が増える
- 判断スピードが上がる
といった変化を感じるようになりました。
7. 最後に効いた勉強|直前期の過ごし方
試験直前は、全範囲を短期間で一気に復習しました。
これによって
- 知識がつながる
- 自信を持って本番に臨める
という状態を作ることができました。
まとめ|時間がなくても行政書士は合格できる
時間が限られていても、行政書士試験には十分合格できます。
大切なのは完璧を目指すことではなく、戦略的に勉強することです。
今日の10分、20分の積み重ねが、確実に本番の1点につながります。
焦らず、自分のペースで進めていきましょう。
